ニュースや国際会議の話題になると、よく出てくる「常任理事国」や「拒否権」といった言葉。でも、「名前は知ってるけど、意味はよくわからないなぁ…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに向けて、今回は「常任理事国って何?」という基本から、なぜ5カ国だけなのか、そして日本がその仲間に入れない理由までを、やさしく丁寧にお届けします😊💡
ちょっと難しそうなテーマではありますが、なるべく噛み砕いて、絵文字も交えながら、楽しく読んでいただける内容にしていますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね📘🌟
常任理事国とは?🧭
「国連安全保障理事会」の中心メンバー!
国際連合(United Nations/略して国連)には、いくつかの大事な機関があります。その中でも特に強い権限を持っているのが「安全保障理事会(あんぜんほしょうりじかい)」という組織です。
この安全保障理事会、通称「安保理」は、世界の平和と安全を守るための行動を決める場所なんです。戦争の防止、紛争の解決、制裁の発動など、まさに“世界の平和を動かす会議”とも言えます🌏🕊️
この安保理の構成は、全部で15カ国から成り立っています。
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5カ国が「常任理事国」
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10カ国が「非常任理事国」
常任理事国は、名前のとおり「常に任務についている国」。ずーっと安保理に参加して、何があってもメンバーから外れない特別な国たちです💼
一方の非常任理事国は、2年ごとに選挙で選ばれて入れ替わる枠。世界中の国々にチャンスがあるポジションですね🌍🎖️
常任理事国はどうやって決まったの?📜
歴史の裏にあったのは「戦争の勝者」
この5つの常任理事国——アメリカ、イギリス、フランス、ロシア(旧ソ連)、中国——が決まったのは、1945年のこと。つまり、第二次世界大戦が終わった直後です。
この戦争では、ドイツや日本、イタリアなどの「枢軸国」が敗れ、アメリカをはじめとする「連合国」が勝利しました。その勝った側の中でも、特に軍事的・政治的に強かった国々が、「戦後の世界をリードする国」として常任理事国になったのです。
✔️ アメリカ:戦争終結に決定的な影響を与えた超大国
✔️ イギリス:植民地を多く持ち、国際的な発言力があった
✔️ フランス:ヨーロッパの代表として
✔️ ソ連(ロシア):東側陣営の中心国家
✔️ 中国:アジアの代表、戦争の被害国でもあり連合国の一員
これらの国々が「世界の秩序を守るためには、リーダーシップを取ってもらおう」という考えで、最初からずっと理事国の座を持ち続けることになったのです。
なぜ常任理事国は5カ国だけなの?🤷♂️
時代に合わない?でも変更は難しい
現在の世界情勢を見れば、経済的にも人口的にも大きな影響力を持つ国は他にもたくさんあります。
日本やドイツ、インド、ブラジル、南アフリカなど、「あの国も入っていてもおかしくないのでは?」と感じる方もいるはず。
でも、なぜこの“5カ国体制”が変わらないのかというと…
🔸 決定当時(1945年)のパワーバランスが基準になっている
🔸 常任理事国の変更には国連憲章の改正が必要でとても難しい
🔸 そして、常任理事国自身の同意(=拒否権)も必要
…という、実にハードルの高い仕組みなんです😥
今の世界とは違う「昔のルール」に縛られているというわけですね。
拒否権ってどんなもの?🙅♀️
1カ国の「NO」で世界の動きが止まる!?
常任理事国には、「拒否権(veto)」という特別な権限があります。
これは、国連安保理でどんなに多くの国が賛成していても、常任理事国のうち1カ国でも反対すれば、その決定が成立しないというものです。
たとえば――
🧩 国連がある国に制裁を加えようとしているとき
🧩 紛争への武力介入を議論しているとき
…常任理事国の1カ国が「うちに都合が悪いから反対!」と言えば、その話はなかったことになってしまいます😱
これによって、国際社会の動きが止まってしまう場面も多く、「拒否権の廃止や見直しをすべきだ」という声も世界中で上がっています📢
日本はなぜ常任理事国になれないの?🇯🇵💭
実績はあるのに、なぜ…?
日本は、国連において非常に大きな役割を果たしています。
✔️ 世界第3位の経済力
✔️ 国連分担金の拠出額は世界トップクラス
✔️ PKO(平和維持活動)への積極的な参加
✔️ 世界中にODA(政府開発援助)を行い、多くの国に貢献
これだけ見れば、「常任理事国にふさわしいじゃないか!」と思うのが自然ですよね。
でも実際には、日本が常任理事国になるにはいくつもの障害があります。
🚧 第二次世界大戦で敗戦国だったという歴史的背景
🚧 アジアにすでに中国がいるため、「2つもいらない」との主張
🚧 特に中国・韓国などが強く反対している
🚧 常任理事国の変更には、既存5カ国全員の賛成が必要
この「全員一致」の原則が、新たな常任理事国の追加を極端に難しくしているのです…。
これからどうなる?常任理事国制度の未来🔮
実は、日本だけでなく、ドイツ・インド・ブラジルとともに「G4」と呼ばれるグループが、「常任理事国を拡大しよう!」と提案し続けています。
また、アフリカや中東、南米などからも、「我々の声をもっと反映させるべきだ!」という主張が高まっています。
でも現実には、拒否権を持つ国の利害がぶつかるため、制度の改革はなかなか進んでいません💦
🌱とはいえ、世界の価値観は少しずつ変わっています。これからの未来、私たち一人ひとりが国際問題に関心を持ち、声を上げていくことも大切な一歩になるかもしれませんね📣✨
おわりに📘🌸
世界を動かすしくみを、ちょっとだけ身近に
いかがでしたか?😌
「常任理事国ってなんだろう?」「どうして日本はなれないの?」という疑問が、少しでもスッキリしたならうれしいです!
国連や世界のルールって、難しそうに見えるけれど、実は私たちの生活にもつながる大事なテーマ。これをきっかけに、ぜひもっといろんな国際問題にも興味を持ってみてくださいね✨
また、「こんなことも知りたい!」というリクエストがあれば、いつでも教えてください📩💬